Haishin Donya! mascot配信問屋!

Warudo攻略

🧩 ブループリント入門

Warudoのブループリントを知ろう!

「コメントで表情が変わる」「キーで小物が出る」——Warudoのギミックは全部これ。
プログラミング不要。線をつなぐだけの仕組みを、画面の見方から理解しましょう。

🌐 この記事は現在日本語のみです / This article is currently available in Japanese only.

1

ブループリント=「Xが起きたら、Yする」の設計図

ブループリント(Blueprint)は、Warudoに内蔵されたビジュアルスクリプト機能です。公式の説明を一言でいえば「When X happens, do Y(Xが起きたらYする)」をフローチャートで組むもの。「キーが押されたら → 帽子を出す」「スパチャが来たら → 紙吹雪を降らせる」のような仕組みを、コードを1行も書かずに作れます。実はWarudoの顔トラッキングなどの基本機能も、内部ではブループリントで動いています。つまり、これを理解する=Warudoを自由に扱えるようになる、ということです。

💡

ブループリントは無料版で全部使えます。Twitch・YouTubeとの連携もPro限定ではありません(Pro限定なのはNiloToon・URP・Directorなどの描画/演出系)。まず無料で組んで、必要になってからProを検討で大丈夫です。

根拠: Warudo公式ハンドブック「ブループリント 概要」 / 「Warudo Pro」

2

🖥️ 画面の見方と、線の「4つのルール」

エディタの左メニュー「ブループリント」タブを開くと、シーン内のブループリント一覧が出ます。

場所役割
ブループリントタブ一覧と「追加」ボタン。名前の横の目のアイコンでオン/オフを切り替えられる(オフにするとイベントを受け取らない)
パレット(Node Palette)ノードの倉庫。検索バーに英語か日本語で打ってドラッグで置く。ノードは300種類以上あるので、探すより検索
プロパティ選んだノードの設定(どのキーか、どのアセットか、など)
編集画面左ドラッグで移動、ホイールでズーム、右ドラッグで範囲選択。Ctrl+C / Ctrl+V でノード複製。ツールバーの「Format Blueprint」で自動整列

ノードどうしをつなぐ線には2種類あり、ここを理解すれば9割終わりです。

ルール内容
①緑の線=順番(フロー)「次にどのノードを実行するか」。ノードの左の緑●がEnter(入口)、右の緑●がExit(出口)。出口→入口へ左から右につなぐ
②黒の線=データ「何を」「どれを」という値を渡す。カメラ・キャラクター・文字・数値など型が合う相手にしかつながらない(つながらない=型違いのサイン)
③フロー出口は1本だけ1つの緑の出口から線を出せるのは1本。2つのことを順番にやりたいなら、A→Bと数珠つなぎにする(逆に1つの入口には複数の出口をつなげられる)
④ループ禁止線をぐるっと戻して繰り返す配線はできない。繰り返したいときは専用ノード(タイマー系や関数化)を使う——実践編で扱います

根拠: Warudo公式ハンドブック「ブループリントを理解する」

✋

一番かんたんな実例「Escキーを押すとカメラが揺れる」は Warudo設定ガイドに手順があります。まだ一度も線をつないだことがなければ、先にそちらで1本つないでからこの先を読むと理解が段違いです。

3

📖 最高の教材は、最初から入っている「表情キーバインド」

Warudoの初回セットアップ(オンボーディング)でキャラクターを読み込むと、「表情ボタンのバインド(Expression Key Bindings)」というブループリントが自動で作られています。これはAlt+1〜Alt+0 で表情を切り替え、Alt+Backspace で全部解除する仕組みで、中身は「キーが押されたとき(On Keystroke Pressed)→ キャラクターの表情を切り替え(Toggle Character Expression)」の繰り返しです。

ブループリントタブでこれを開いて眺めてください。実際に動いている本物の配線なので、「緑と黒はこう使い分けるのか」「同じ形を表情の数だけ並べるのか」が一目で分かります。そして各ノードのプロパティにある「Keystroke」を好きなキーに変えれば、それだけでもう最初のカスタマイズ完了です。ちなみに、キャラクターの表情パネル自体にはホットキー欄がなく、表情のキー割り当てはすべてこのブループリントで行います。

根拠: Warudo公式「はじめに」 / 「Character」アセット

4

📥 配布ブループリントを取り込む(自作しなくていい)

ブループリントはJSONファイルとして書き出し・読み込みできます。だから有志が配布しているものをそのまま取り込めば、自作しなくても演出が一気に増えます。取り込み方は2通り。

配布の形取り込み手順
ファイル(.json)で配布
BOOTH・公式テンプレなど
ブループリントタブのツールバー →「ファイルからブループリントをインポート」→ .json を選ぶ。素材(3Dモデル・画像)が同梱されている場合は、先にそれをアセットとして追加してから
テキストで配布
note・Discordのコードブロックなど
テキストを全部コピー →「クリップボードからブループリントをインポート」。逆に自分のものを共有するときは「クリップボードにエクスポート」で文字列になる

公式も「Pen Display Hand Sync」「Upper Body Rotation」「Live2D Arm Sway」「Live2D Eye Wiggle」の4つのテンプレートを配布しています。さらにBOOTHにはブループリント+素材をセットにした「導入するだけで動く」製品があります。当サイトに登録済みのものはこちら。

⚠️

配布物は配布者ごとに利用規約が違います(無料/有料・収益化配信での使用可否・再配布の可否)。取り込む前に必ず確認を。また公式は「JSONの形式は将来変わる可能性がある」と注記しているので、古い配布物がそのままでは読めないこともあります。

根拠: Warudo公式「Blueprint Templates」 / 「ブループリント 概要」(インポート/エクスポート)

5

🛠️ 動かないときに見る順番

確認内容
①目のアイコンブループリント自体が無効になっていないか。無効だとイベントを一切受け取らない
②緑の線がつながっているかイベントノードの出口から、実行したいノードの入口まで途切れていないか。途中で切れていると何も起きない
③黒の線の相手が正しいか「どのキャラクター」「どのアセット」を指定する黒●が空のままになっていないか。空だと対象が分からず動かない
④Warudoを再起動公式も「多くの問題は再起動で解決する」と明記。ログは「メニュー → Open Logs Folder」の Player.log
⑤人に聞く公式Discord(discord.gg/warudo)に質問・共有の場がある。配布物なら配布者の説明ページを再確認

根拠: Warudo公式「Debugging」

🚀

仕組みが分かったら、次は自分の手で3つのギミックを組みましょう。「キーで小物を出す」「カメラを自動で切り替える」「コメントで表情を変える」—— 「ブループリントを実際に構築してみよう!」へどうぞ。

この記事をシェア
Xに投稿